口腔難治疾患研究セン ター分室 2 第1研究棟2階(転移機構解析室) 
Laser Capture Microdissection (LCM) System
LCMはレーザ技術により、高精度のカッティング、非接触式に迅速で高純度のサンプル回収が可 能です。顕微鏡と組み合わせて、高質なレーザ光で選択されたサンプルを引力に反して数ミリ浮上・移動して、直接サンプル回収器具に採取します。生細胞や生 体試料は、光により移動した後も生きたままに保たれます。固定処理した試料に限らずに、生細胞も含めてすべての試料プレパレーションに使用できるので、多 種多様な目的に対応して使用可能です。蛍光イルミネーションを取り付けてありますので、蛍光抗体で染色した組織切片からの目的とする細胞の回収が可能で す。特に本プロジェクトにおいては口腔癌組織から癌細胞、間質細胞を別々に採取し、個々の細胞に発現する遺伝子の変化を解析することが可能になります。





担当:松本剛一<g.matsumoto@kdu.ac.jp> 内線 2347