疾病の成り立ち及び回復過程の促進 薬理学

授業概要:
薬物治療の目指すもの,薬物の作用機序や薬物動態(吸収・分布・代謝・排泄),薬効に影響する因子,副作用及
び薬物の取り扱いと管理について理解を深める。併せて臨床で多く用いられる代表的な薬物の作用機序,特徴,
副作用,及び薬物の取り扱いとその安全管理について学習し,専門分野の歯科臨床補助の理解に役立てる。

一般目標:
「なぜ薬で病気は治るのだろう?」このような根本的な薬の生体作用に対する疑問に答えるような講義から始め,
「薬は生体へどのように作用するのか」あるいは「薬は体の中でどう変化するのか」という薬理学の基礎を理解
することで,学習者が歯科衛生士になるために必要な薬理学的知識を身につける。これらの知識を基本にして様々
な症状/疾患に対する薬物療法の実際と留意しなければならない薬物の副作用▪有害作用▪相互作用を理解する。