◆学部教育

歯学部  3  年次 「病院と病態と生体の回復促進 III (薬物と回復)」 および 短期大学部歯科衛生学科 1 年次 「疾病の成り立ち及び回復過程の促進 薬理学」を担当している。
薬理学は、生理学を基本とし薬物の作用機序を理解する学問である。したがって、講義の中心を生理学に置き、それらを基盤とした講義を実施する。
また、薬理学は基礎と臨床をつなぐ科目であるため、実際の患者のケースから何が起きているのか?その理由に対してどのような薬物がなぜ有効か?また、薬物治療において副作用などの不利益がなぜ生じるのかなどを徹底的に理解できるよう心がけている。
とくに、現在では、シミュレーションなどで実際の動物を使用した実習は全国的に低下してきているが、本大学における薬理学の実習では、座学で得られた知識の定着のため、実際の動物を用いた実習を行うことで、高い理解を得られるよう工夫している。

◆ 3年実習(要パスワード)
◆ 実習担当・分担・持ち物

◆大学院教育

<研究テーマ>
1.光が及ぼす口腔組織への影響の検討
2.光線力学療法を用いた歯科治療の開発
3.デンタルマテリアルに対する光の影響と生体反応の検討
4.光計測技術を応用した生物学的反応の検討

その他
1.生体・材料などの活性酸素全般の検出・評価・分析

これらのテーマを基本とし、具体的な研究内容に合わせた実験指導ならびに論文読解・作成の教育を行う。
とくに、最終学位論文は英語論文を必須と考えているため、英語教育を目的とし各年毎の海外学会発表を行う。